そもそも糖質って?
なぜ糖質を摂取すると太るのか
- まず糖質を摂取すると体内で全てブドウ糖に変わります。
- ブドウ糖は血管内部に入り血糖値を著しく上昇させます(食後30分で最高値に)。
- 血糖値が上昇する事によりインシュリンが分泌されます。
- インシュリンは血糖値を下げる為にブドウ糖をエネルギーとして燃焼するよう指示します。
その結果、脂肪をエネルギーとして燃焼する事が妨げられます。
- ブドウ糖とは糖質を摂取しなくても元々肝臓で合成されるものです。
元々身体に不足しているものではないにも関わらず、糖質の摂取で大量のブドウ糖が発生し、それはエネルギーとして燃焼するように指示されて、燃焼しきれなかったものは残ってしまいます。
- ブドウ糖はエネルギーの素になる為、身体は残存したブドウ糖を保存するように働きます。
しかし、ブドウ糖のままでは保存できません。ブドウ糖は中性脂肪に変化して保存されてしまいます。
これが太るメカニズムです。
空腹感について
- 空腹感に関しても糖質が大きな原因を占めています。
- 先述の通り、糖質は血糖値を上昇させます。
- インシュリンは血糖値を下げる為に大量に分泌されます。
- 大量に分泌される為、適正な血糖値で止まらずに低血糖状態まで下げてしまいます。
つまり、糖質の過剰摂取が血糖値を上げた後に血糖値を下げてしまうわけです。そこまでブドウ糖を燃焼させても、残ったブドウ糖は中性脂肪として体内に蓄積されてしまうのは皮肉ですね。
- 低血糖状態まで下がると、また食べ物を摂取して血糖値を上げるように脳(満腹中枢)から指示が出ます。
食後約3、4時間置きに空腹指令が出るわけです。「小腹がすいた」などと言って不必要な間食やおやつがほしくなるのはこの為です。これは多くの人が経験ある事でしょう。
つまり、糖質の摂取は食事の回数も増やしてしまう事になります。本当に厄介な存在と言えます。
糖質を摂取しないと脳が働かないのでは?
これは大きな誤りです。この発想はブドウ糖が脳に対する唯一の栄養素という認識から来るものでしょう。
脳の栄養素は「ケトン体」と呼ばれるものです。これは脂質や脂肪酸から分泌されるものです。脳はブドウ糖よりもこのケトン体を好み、ケトン体を使うのが常態です。ブドウ糖が唯一の栄養素という認識は大きな誤りです。
さらに、前述の通りブドウ糖は体内の肝臓で分泌されるものです。無駄に糖質を摂取して不必要な分泌を促し、中性脂肪を蓄積する意味はないわけです。