イベントなどが近いとダイエットは焦りがちになってしまいますよね。「もうすぐクリスマスだからそれまでに」とか「もうすぐ夏だから水着着る為に」とか…。その気持ち、私もとてもよくわかります。
1日でも早く理想の体重に近づきたいとは誰もが思うことでしょう。それでも「結果」を焦ることはとても危険なことです。
絶食や嘔吐(故意に)などを繰り返して短期間で極端に体重を落としたという話は良く聞きます。しかし、急激な体重の低下はホメオスターシスという一種の身体維持機能を引き起こします。身体が生命の危険を察知して、脂肪を蓄積させ、筋肉のみ減少させようとしてしまう症状です。
この状態になると体重の低下ペースが一気に鈍くなるはずです。この手のダイエットを経験した方は皆経験した「停滞期」というものです。
このようなやり方で目標体重を実現させて、喜び勇んで通常の食事に戻すと、身体が脂肪を蓄積するように意識づけられているため、摂取したエネルギーもほとんどが脂肪として蓄えられてしまいます。
当然、あっと言う間にリバウンドしてしまうでしょう。さらに、減量時に筋肉が減少している為に代謝も低下していて、以前よりも一層太りやすい体質に変貌してしまっています。もちろん、身体への負担も非常に大きく、髪がやせ細ってハリやコシを失ったり、肌がボロボロに衰えてしまいます。
健康医学的に、理想の減量ペースは1ヶ月に2kg程度とのことです。
食事量も減らしすぎては返って痩せにくくなるだけです。肉や魚などのたんぱく質は必ず毎日摂取するよう心がけてください。「食べてたら太る」という発想は誤りであることを理解してくださいね。「食べない方が太る」と考えてください。
もちろんそれは糖質が含まれない食事を多く摂取するという意味ですよ。糖質が含まれる食事は食べ過ぎてはいけません。
いずれにしてもダイエットで大切なのは「急がば回れ」の精神だということです。結局それが最短の近道でもあるわけですから。